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映画「ララランド」が我が家にもたらした変化(と作曲家としての感想)

投稿日:

この記事は約456秒くらいで読めそうでーす。

cof

2017年の3月1日に初めて見てから、
時間があいてしまったのですが、
映画「ララランド」の話しを。

結論から言うと、最高です。

僕が大好きな「THE映画」。
笑いあり、涙あり、感動あり、
美しい映像、素晴らしい音楽。

見終わってから、ずっと
サントラを聞きまくっています。

ちなみに先月は妻と一緒に
マーティン・スコセッシの「沈黙」を見に行ったんですが、
拷問シーンに耐えられなかった妻は、
「あなたと映画に行くとろくな事がない」と言ってのけました。

そんな妻にもぜひ見せたい!
と、むりやり誘って、再度、ララランドへ。

すると、どうでしょう。
音楽に興味のない妻ですら
見終わった後はサントラの曲を口ずさみ踊りだす中毒性。

そんな両親を見た娘(2歳)が
あの「テッテッテッテ テッテッテ テッテ・・・」のメロディーを聞けば
踊りださないはずはありません。

アンパンマンや保育園で教わってくる童謡なみに
「ララランド聞きたい」と言ってきます。

大好きな「おっぱい」というワードを使い、
「オッパイパイパ オッパパイパイパイ・・・」
と替え歌までします(笑)

まさに、僕の人生を、
いや、僕ら家族を大きく変えた映画なのです。

ほんと、おすすめです。
ぜひ劇場でご覧ください。

では、「おまけ」として、
どのへんがどう素晴らしいかというのを
サラサラっとご紹介。

■裏テーマとも言える監督からのメッセージ

「ララランド」がどんな映画なのか、
乱暴に一言でいうのなら
「ジャズとミュージカルがテーマのラブコメ」

と答えたらいいのでしょうか?

でも、正直、僕は見終わってしばらく、
「ラブコメ」だと気付かないくらい別のテーマに目が向いていました。

それは、映画のいたるところに散りばめられている
監督からの「クリエイター」たちに送られるメッセージです。

映画の冒頭を飾る、LAの高速道路を封鎖して撮影されたという
「Another Day of the Sun」

僕は英語がダメなので、
全編の歌詞、対訳はこちらからどうぞ。

目まぐるしく動くカラフルな長回しの映像の中で
字幕を置いつつ、もう、冒頭からウルウルです。
そもそも僕は涙もろいんですが。

歌詞の内容は、ざっくりいうと、

「それが好きなんだろ?やり続けろよ」
「お前がやってることを信じろ」
「どんなに批判されても諦めるな」

という、聞く人にとっては耳の痛いメッセージを
なんともまぁポップにカラフルに軽やかに言ってのけます。

そして、サビ

[All] (Chorus)
Climb these hills
丘を登って
I’m reaching for the heights
私は高みに手を伸ばす
And chasing all the lights that shine
輝く光を追い求めてる
And when they let you down
落ち込まされたとしても
You’ll get up off the ground
きっとまた立ち上がれる
‘Cause morning rolls around
だってまた朝が巡って来て
And it’s another day of sun
輝く日がやってくる

引用元はこちら

監督のデイミアン・チャゼルはこのシーンで

「ほら、おれ、もうここまで来たぜ」
「君も登ってきなよ、そしたら一緒に仕事しようぜ」

という、なんとも挑戦的で、
なんとも、あたたかなメッセージを
無慈悲な鉄槌のごとく叩きつけてくれるのです。
(と、僕が勝手に妄想している)

そして、もう一曲。
物語の上でも重要なシーンとなるあそこで流れるこちらの曲。

エマ・シーンがこれでもかと歌いあげる
「Audition (The Fools Who Dream) 」

タイトルがもう、良い。
「The Fools Who Dream」→ 夢見るバカ野郎たち(僕訳)
もちろん、「バカ」は最上級の褒め言葉です。

実は、このシーン、1回目に見たときは
エマ・シーンの顔がすごすぎて、
(演技に圧倒されたということw)
字幕がほとんど入ってこなかったんですよね。

2回目、見たときにやっと字幕を追えて、
ここでも涙が止まりません。

Here’s to the ones who dream
Foolish as they may seem
Here’s to the hearts that ache
Here’s to the mess we make

夢みる人に乾杯
ばかみたいに見えるかも知れないけれど
痛む心に、
私たちのするめちゃくちゃに乾杯しましょう

She told me:
A bit of madness is key
to give us new colors to see
Who knows where it will lead us?
And that’s why they need us,
So bring on the rebels
The ripples from pebbles
The painters, and poets, and plays

彼女はこう言った、
ちょっとの狂気が鍵なの
世界に新しい色を与えてくれる
それからどうなるかなんて誰にわかるっていうの?
そして、それが私たちが必要とされる理由なの
だから反逆者を、
小石で生まれるさざなみを集めましょう
画家を、詩人を、演劇を!

引用元はこちら

LA LA LAND “Audition (The Fools Who Dream)” 対訳

ここでも「Another Day of the Sun」から
僕が一方的に受け取ったのと同じメッセージが。

「おい、もっとバカなことやろうぜ!?」
「クレイジーに見えるかい?」
「見てな、今にやつらも笑えなくなるぜ」

そう、もっと変なことやろう。

町山智浩さんが話していたんですが、
「ララランド」があれだけ高い評価を得たのも、
この「クリエイター目線」があったため同業者から共感を得たのでは、
とおっしゃられていました。

tomomachi.stores.jp/items/58b3ac1300d331b914018972

僕なんかがこれだけ勝手に共感してるんだから、
「高み」にいらっしゃる方々にとっても
いろいろと目頭の熱くなる物があるのでしょう。

いや、とにかくクリエイターの方、
諦められない夢を追いかけている方、
本当に本当におすすめです。

記事を書いている人

山口隆博(やまぐちたかひろ)
YOSAKOI作曲家/2児のパパ

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やまぐちたかひろ
福岡県久留米市在住フリーランス作曲家。よさこい楽曲、企業PRソング、録音、アレンジなどをやってます。BLOGは、フリーランスの生き方、音楽制作、子育て、AirBnB(民泊)、国際交流、VALU、仮想通貨、地元ネタなど。
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