松島みどり法務大臣の発言と日本人の食文化

先日の内閣改造で法務大臣に就任した松島みどりさんが、

以下の様な発言をしたとして世間を賑わせている。

~以下引用~

過剰収容の中の一つの問題としては、外国人受刑者が非常にふえている、このことがあると思います。私、府中刑務所を見たときに思った感想としましては、例えば、イラン人は宗教上の理由で豚肉なしのメニューをわざわざつくるですとか、あるいはパン食したかったら希望をとるとか、逆差別でずるいんじゃないかと

引用元 → http://matome.naver.jp/odai/2140989315783699801

~引用終了~

 

僕は法律や人権には明るくないし、

文字通り、「触らぬ神には祟りなし」ということで、発言の内容には触れません(笑)

 

で、さらに、こんな記事を見かけました。

~以下引用~

「外国人が驚いた玄米食の力」

車夫を2人雇って、1人は従来どおりの食事、他の1人にドイツ式肉の食事を摂らせて、毎日80kgの荷物を積み、40kmの道のりを走らせたところ、肉料理を与えた車夫は疲労が次第に募って走れなくなり、3日で「普段の食事に戻してほしい」と訴えたそうです。元の食事に戻したところ、また走れるようになりました。一方、従来とおりの玄米おにぎりを食べていた人は、そのまま3週間も走り続けることができたそうです。

引用元 → http://kusakashun.com/genmai/story03.html

~引用終了~

かいつまんで話すと、

明治時代、日本にいたドイツ人医師が人力車を引く日本人の体力に驚く。

「質素な日本食をやめて、高タンパクのドイツ式の食事を摂ればもっとすげー力でんじゃねーの?」

と、ドイツ食を食続けたと車夫と日本食を食べ続けた車夫、

どちらが体力的に優れているか実験をした。

結果、日本食を食べている車夫の方がスタミナが長続きしたという。

※詳しくはご自分でお調べ下さい

「ベルツの実験」 http://bit.ly/1CzNhrc

 

一応、この実験から導かれる結果として、

「日本人には日本食が合っている。」と、様々なブログ記事がまとめている。

「日本食が最高」なんて書いている記事もある。

個人的にはどちらも賛成(食と健康に関しては詳しくありませんがw)。

 

なぜそう思うのかというと、

ちょっと前に「日本人に乳製品は必要ない」という趣旨の本を見かけ興味を持った。

自分なりにいろいろと調べてみると、

日本人は牛乳に含まれる乳糖という物質を分解する酵素を持たないため乳製品から充分な栄養を得られない

という話だそう。

牛乳やヨーグルトを摂るとお腹が緩くなるのはそのせいなんだとか。

日本人が牛乳を飲みだしたのは何千年も生きているうちのたかだか100年程度。

逆に、ずっと昔から家畜の乳を食料としている人々には

しっかり栄養を吸収する能力が備わっているのだとか。

 

今、輸送コストの観点から「地産地消」が流行っているが、

「ご先祖様たちもずっとそれを食べて生きてきたから体がそうなっている」という理由で

その土地で採れる食べ物を食べた方がいい、ということもあるようだ。

 

で、やっと冒頭の法務大臣の発言に戻ります(笑)

宗教には戒律というものがあり、何を食べるべきか食べてはいけないか、まで記されているものがあります。

今回取り上げられたイスラム教では豚肉を食べることが禁じられているそうです。

なぜそういう戒律ができているのか、これから調べてみようと思うのですが、

世界の宗教の中には、

「その人種にとって体に悪いので食べないほうがいいから」

という理由でそうなっているものもあるんじゃないのかな、と思ったのです。

日本で言ったら、おばあちゃんの知恵袋的に(笑)

そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。

 

今、割と多くの人びとが食べたいときに食べたいものを食べることが出来ます。

それこそ日本にいれば、24時間、世界中のいろんな物が食べられる。

しかし、それによって何がどうなっているのか、

もう一度、良く考えてみようと思った次第でありました。

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