今回は、ある踊り子さんから
「楽曲を作るとき、イメージを伝えるのが難しい」
「鳴っている音の楽器名がわからない」
「どういうときにどの楽器を使ったらいいかわからない」
「和楽器に馴染みがないからわからない」
という声を聞いたため、
踊り子さんが参考にしやすいよう、
YOSAKOI楽曲でよく出てくる和楽器をご紹介。
「こんな曲にしたい」
というイメージの構想から
「この楽器を使う」
という具体的な音色に落とし込む
その参考になれば幸いです。
というわけで、
YOSAKOI楽曲の和楽器と言えば、
まず思いつくのは
三味線・太鼓・笛、亊(こと)
あたりじゃないでしょうか?
というわけで、
今回は三味線をざっくりご紹介。
三味線とは?
三味線(しゃみせん)は、日本の有棹弦楽器。もっぱら弾(はじ)いて演奏される撥弦楽器である。四角状の扁平な木製の胴の両面に猫や犬の皮を張り、胴を貫通して伸びる棹に張られた弦を、通常、銀杏形の撥(ばち)で弾き演奏する[1]。
ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%91%B3%E7%B7%9A
テレビなどではよく見るかもしれませんが、
本物を見たことがある方は少ないかも。
三味線といっても、
演奏スタイルや用途で
様々な種類に分けられます。
細棹
長唄三味線:細棹。象牙製の撥を用いる。歌舞伎音楽等で使用。中棹
常磐津三味線:中棹。
清元三味線:中棹。
地歌三味線:中棹。高いポジションを多用するため、棹の胴との接合部が他の三味線とは異なっている。「津山撥」という象牙製の撥を用いる。
地歌の三味線自体は「三弦(三絃)」と呼ばれる事が多い。「三曲」とも呼ばれ、地歌及び箏・胡弓・尺八との合奏に使用。
新内三味線:中棹。爪を用い、立って演奏する「新内流し」が有名。太棹
義太夫三味線:太棹。大きく厚い撥を用いる。浄瑠璃等で使用。
浪曲三味線:太棹。
津軽三味線:太棹。先端が鼈甲製の小ぶりの撥を用いる。津軽民謡の伴奏に使用。その他
柳川三味線(京三味線):三味線の最も古い形。細棹より更に細い。
三線(サンシン):沖縄県と鹿児島県奄美群島で用いられる。日本本土のものより小型でスケールも短く、インドネシアニシキヘビの皮と、黒檀製漆塗りの棹に特徴がある。撥も本土のものとは異なり、水牛の角で作られた爪(沖永良部島以南)や、竹を薄く削った細い棒状のもの(奄美大島・喜界島・徳之島)で弾く。
ゴッタン:薩摩藩の影響下にあった宮崎県都城市に残る楽器。杉板で作られ、皮を張らずに板張りされている。ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%91%B3%E7%B7%9A#%E7%A8%AE%E9%A1%9E
多すぎるw
ここでは、すっごく簡単に、
「三味線(細棹)」と「津軽三味線(太棹)」2種類に分類。
三味線(細棹)
細棹(ほそざお)
三味線の種類の一。
棹の太さによって3種に分けたうちの最も細いもの。音量も小さい。長唄・小唄などに用いる。
kotobank.jp/word/%E7%B4%B0%E6%A3%B9-630271
演奏例がこちら