ネット選挙解禁でも選挙カーで名前を連呼する候補者

投票日が明日に迫り、ネット上でもいろいろな主張や議論が活発に行われています。

今回からネット上でも選挙活動が解禁され、
候補者自身も情報発信ができるようになりました。

具体的に解禁された選挙活動は以下。

・ウェブサイト(いわゆるホームページ)
・ブログ・掲示板
・ツイッター、フェイスブックなどのSNS
・動画共有サービス (YouTube、ニコニコ動画 など)
・動画中継サイト (Ustream、ニコニコ生放送 など)
・その他、今後現れる新しい手段
※ウィキペディア「インターネット選挙運動」より引用 

ネット選挙が解禁される以前は、
テレビや新聞以外に目に入ってくる情報といえば、
家のポストに投函される、各候補者の概要が平等に記載されたチラシのみだった気がします。

本格的に調べれば、講演会のようなことも行われているのかもしれません。
一度だけ、知人から誘われて行ったことがあるのですが、
それ以外は、告知すら見かけたことがありません。

自分から積極的に情報を取りに行こうとすれば、
そういったものはいくらでもあるのでしょう。

しかし、仕事をしていたり、なんやかんやで、
そこまでフットワークの軽い人は多くいはないと思います。

というわけで、ネット選挙解禁にはとても期待していました。

しかし、どうでしょう。
あんまり変化がない気が。

僕が住んでいる地域の選挙区では、
自民党と共産党の候補者が1名づつ立候補しています。

1人は全国的にも有名な大物政治家さん。
もうお一方は元市議の方。

大物政治家の方は、ホームページもしっかり作っていて、
各種SNSも活用されています。

しかし、対立候補の元市議の方は、
ブログがあるけど立候補の決意表明以来更新はなし。

Facebookもツイッターもされていないようです。

いや、各候補者個人個人にもよるんでしょうけど、
後者のような方は多い気がします。

こうなってくると、直接お話しを聞きに行かないと、
詳しい政策などはわかりません。

仮に、チラシや冊子のような配布物があっても、
それがどこで配られているのかわからなければ意味がありません。

なぜネットで発信しないのか。

そのくせ、朝から夜まで選挙カーで名前を連呼する。

妻と話していて出た結論は、
「結局若い世代は無視されている」。

どんなにIT音痴の候補者でも、
「若者にメッセージを届けたい」という思いがあれば、
Facebookやツイッターくらいはどうにか用意するんじゃないでしょうか?

しかし、いつまでたっても選挙カーで名前を連呼する。
そういう方には以下の様な理由で投票したくありません。

・自分本位(朝9時から夜までうるさい)
・経済感覚がない(名前しか言えないのに人件費、ガソリンもったいない)
・環境への配慮がない(名前しか言わないのに無駄に排気ガスを撒き散らす)

しかし、こんなこと言ってると誰にも投票できません。

以前、知り合いの市議の方が、
「候補者自身も不毛だということはわかっているが、なかなか難しい。」
とおっしゃっていました。

なんか変な法律があることも知っています。
選挙カーが名前を連呼してうるさいのは変な「法律」が原因だった!

しかし、ここはどうにか変えて欲しいところ。

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